屋号の由来と込めた想い

もちデザインの「もち」はお餅とかではなく、望月のもちです。

独立を決めた時、コネも実績もないしとりあえず覚えてもらいやすい屋号を決めよう!と自分の名前の「望」からヒントを得て「もち」という音も気に入ったのでわりとあっさりとこの名前を決めました。

正直に言うと当時の私は独立自体を「お試し」のような気持ちで考えていて、その時貯めていた貯金が底を着いたら再就職をしよう、それまでは自分の好きなように動こう。と決めていたので半分ノリというか、投げやり感もあったかなぁと思います。

でも後から考えてみたら親近感を覚えることが多くて、今はとてもしっくり来ています。

たとえば月は地球を公転していますが、お客様に専属的に関わることや物事をいろんな角度から見るという姿勢と近いなと思います。

また、満月(望月)になるのは月と地球と太陽が一直線に並んだ時なのですが、一つの軸で繋がればお互いのエネルギーを最大化できるという考え方と似ているなぁと思います。

名前にしたから興味が湧いてきてこじ付けているような気もしますが、それでも月を見るたびになんだか見守ってくれているような気持ちになってすごく心強いので、やっぱりこの名前にしてよかったなぁと思います☺︎

振り返ると、独立してからは自分自身環境の変化があったり、コロナがあったり、今まで信じてきたものを壊す&壊される様な期間でした。

積み上げてきたものが全部壊れた時、最後に残るものって何だろう?と考えた時に、それは「自分」そして想いや希望のようなものなんじゃ無いかなと思いました。

真っ暗だからこそ見える月の光は、自分と向き合い大切なものを確認するために力をかしてくれる光でありMOCHI designもそんなデザインを生み出していきたいなと今改めて思っています。